ゆくすえを振り返る

枯木のエッセイ

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どれくらいわかりやすく書けるもんかなあ、と思って、試しに書いてみた文章がある。それは、「病理医だけが参加する会で、ぼくとベテランとが議論になったときの話」だったのだが、書いてみてもうまくそのときの全体の雰囲気が伝わらないのでやめてしまった。どう書いてもぼくが超絶イケメンに読めてし...

さておく雰囲気

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病理診断をするにあたって、臨床医から検体と共に「依頼書」が届く。中にはすごく熱量の高いものがある。こんな感じである。 「市原先生御机下 平素より大変お世話になっております。○○歳(未成年)○性、1か月ほど持続する腹痛と食欲低下で来院され、上部消化管内視鏡検査施行しました。前庭部か...

ハッピークラッキングキーボード

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新しいキーボードを買ったのだが思いのほか苦労している。 ものはいい。入力音がカチャカチャ言わない。サコサコ言う。確かに気持ちいい感じはある。しかしこれまでの打鍵が強すぎたのか、指にぶつかってくる感じもある。指先が衝突する感触。なんか指先にばいきん入って膿む気がする。もっとやさしく...

霧が名物の山

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「依頼書」を見たら、主治医が悩んでいるなあというのがよく伝わった。若年者(未成年)の炎症性腸疾患(IBD)疑い患者である。 主治医は患者に内視鏡をし、腸の粘膜をつまんで、病理検査室に提出してきた。ぼくら病理医は粘膜の細胞を顕微鏡で見て病理診断をする。 主治医は、どういう患者から何...

若者のいちぶ

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メリークリスマス。ちかごろ、某大学の看護で病理学の講義をしている。今年度から新しく担当しはじめた。なお来年度はたぶんやらない。ぼくが担当した唯一の学年、ということになるが、今年の学生だけがすごく勉強ができなくなったらかわいそうだし申し訳ない(たとえば国試にバカスカ落ちたらめんぼく...
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Shin Ichihara
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