ゆくすえを振り返る
さようならばだけが人生だ
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むかしむかし。あるところで。偉い人に病理診断のコンサルテーションをお願いすることになった。 経緯としてはこうだ。 1.ぼくが参加している「研究会」で、ある施設の臨床医が提示した症例がちょっとめずらしかった 2.めずらしいので「これはなかなかめずらしいですね」と発言した 3.すると...
ハードルはくぐれ
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これを書いている日は全国的に風神様のごきげんがよろしくない。飛行機が欠航しまくっている。札幌発着のJRも運休だらけだ。稚内、釧路、函館、いずれの方向にも行けないようである。ぼくが移動する予定があるわけではないので、ちょっとだけ他人事なのだが、他人の視野を想像してかわりに心を痛める...
見た目が悪く味が良い定食
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『胃炎の成り立ち』という本を買って読んだ。オタクの熱意が高密度で充満した本。設定資料集的。通読以外で読むことができないタイプの虎の巻だ。 胃カメラで胃を覗き込む消化器内科医、もしくは胃から細胞を採取してそれを観察する病理医。この2パターンの医者にのみ響く。耳鼻科や婦人科や心臓血管...
センサーディペンデントグランシング
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雪の降るのの効果音は「もさもさ」が一番だ。さらさらでもふわふわでも合わない。立体的な雪の埋め尽くしによって風景の遠近感がふしぎになる様子もそうだし、積もった雪の体積にくらべて質量がそこまでではないふしぎな感覚もそうだし、行き交う人びとの服装や顔のまわりのふしぎな空気感などもそう。...
要らないアリウープ
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外付けキーボードのいいやつを買ってしばらく経つが、Windowsでいうところの「半角/全角」がないタイプなので、まだ手が慣れない。和文と英文が混在するようなタイプの文章を書くとすごく時間がかかってしまう。ストレスである。このストレスがぼくを立ち止まらせ、もやもやとさせ、文章の勢い...
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