表彰状をもらった。しかし「◯◯賞」というタイトルと、本文の「あなたは△△に大きく貢献したのでこれを賞します」とが合っていない。たぶん誤植だ。うわあ誤植か。私は生まれて初めて「ミスのある表彰状」をもらった。飾ろう。大事にしよう。うれしい。
しかしあれだな、46歳になって使う「生まれて初めて」は、なかなかパンチがある。パンチがあるという言葉、日本ではいつから使われるようになったんだろう。たぶん明治時代にはなかったはずである。ボクシングが街頭テレビあたりでやっていたころに日本に導入されたんだろうか。まてよ、街頭テレビのころはボクシングじゃなくてプロレスか。空手チョップっていう言葉があるくらいだからパンチよりチョップのほうが昔から人々にはなじんでいた可能性が高い。モンゴリアンチョップってすごい、すさまじい、傲然たる差別の香りを感じる。そもそも空手にチョップという技はない。あるか? 手刀? クリスマスに食べるお貸しを切るにあたって包丁がなくてしかたなく手刀で連続で切り分けたら手刀連シュトーレンだ。私は何がしたいのだ。
話をパンチまで戻す。ウェブで語源を調べるとだいたい痛い目に合う。でもまあ、今回は間違ってもべつにかまわない(なにせこんなクソブログ)。だからウェブで調べる。パンチ 語源。Punchは、フランスの古い言葉で「殴る」を意味するponchonnerから来ているとのことだ。ポンチョナー! ポンチョナー! かわいい! これからはパンチがある発言とかパンチの効いた見た目と言いたいときにはポンチョナーを使おう。ポンチョナーな見た目の人にポンチョを着てもらえばポンチョナーポンチョ。ヨイヤサーノヨイヤサ。ヘブライ語に「ヨイヤサ」という言葉があって、お祭りの「ヨイヤサー」の語源らしい。うそくせー。もう少し調べてみると、お祭りのヨイヤサーの語源は弥栄(いやさか)、ってのも出てきた、やっぱりーうそくせー。踊りの掛け声にそんなかっこいい語源があるってのがうそくせー。ウソクセーノウソクセ。ボンジュールケツクセ。ケツクセじゃなくてケスクセです。「これはなんですか? 間違いをすぐに消去する癖があるんですよ。」→(フランス語)→「ケスクセ? ケスクセ」。どこまで脱線する気だ。さておき。ヨイヤサーの語源が弥栄ということも、あるかもしれない、なぜなら、踊りもまた書き換えられ続けるテクストなのだから。
猛烈に忙しくて毎日下痢をしている。ちょっと困っている。先日、出張直前の午前中に、あまりに仕事ばかりでうんざりしたので思い切ってバッティングセンターに行ってきた。これでもかこれでもかと腰を回してまるで昼休みの雑巾のように自らを絞って牛乳臭い汗をかいて結局すっきりはしなかった。家に帰ってシャワーを浴びて出張に出かける。オシゴトーノオシゴト。夜。ホテルで死んだように寝る。まじで記憶がない。買っておいたスーパードライ3本がそのまま冷蔵庫にも入らず袋の中で朝まで放置されていた。スードラーノスードラ。翌朝も早くから仕事の続き。ああ、もう、ぜんぜんストレス解消にならない、終わりなき旅、byミスター・チルドレン、今にして思うとミスター・チルドレンっていう名前超絶中二病だな、まあそれがいいのか、いい人には、いや待て、ちょっと待て、今朝はやけに快便じゃないか! どうした! ミスチルのことを考えていたらすごく形のいい大便が出た。いやミスチルは関係がない。そうか、私はたぶん普通に運動不足なのだな、と思った。たぶん昨日のあの雑巾しぼりが効いたのだ。一切仕事の役に立たない骨格筋はもちろん、各種のインナーマッスルも、あるいはおそらく心筋とか腸管の筋肉とかもやせおとろえているのだ。それで腸はもはや余力がなくすっかりあわててしまって、なんとか中身を撹拌しなければいけないと思って痙攣をくりかえして、それが毎日続く痛みのもとになったり下痢になったりしていたのだ。医者だから特権を行使する。診断! 過労! 過労らつーに乗って買い物に出かけたら財布ないのに気づいて無免許ドライブ。違うよ、無免許じゃなくて、免許不携帯だよ。知ってるよ。でもそれだと語呂が悪いじゃん。いいじゃんべつに。小沢健二が書きそうな歌詞じゃん。書かねーよ。オザケンに怒る人「おざけんなよ」。目覚ましじゃんけんに出る小沢健二「おざましじゃんけん おざけんぽん」。受験に出る小沢健二「おじゅけん」。なんで今小沢健二のギャグ3つも言ったの? 違うよ、言ったんじゃなくて、書いたんだよ。小沢健二が書きそうなブログじゃん。書かねーよ。