ゆくすえを振り返る

清水研先生の『こころの傷つきをなかったことにしないでください』という本がすごいのでまずは読んでほしい。医者はとくに。

さてもイレギュラーな日々、じんわりと首に迅雷が走る。最初は頸椎症が再発したのかと思ったがどうも違うようだ。筋力が落ちて首を1日支えているのがつらくなっている、というかんじだ。首をゴキと鳴らす。いつかこのまま折れてしまうのではないかという想像をして、もう鳴らすのはやめようと思う。 

作家からメールが来たのだがようすがおかしい。あてなが、私と一文字違いの女性になっている。内容は、その女性が送ったメールに対する返信なのだが、返信なのになぜ送り主ではない、送り主と名前の似た私のところに送られてくるのかなと思う。まあ、なんか、こういうメカニズムかな、というのはぼんやりわかるが、ともかく、私はその間違いメールを見ながら、「名前が似ていると、似た作家のことを好きになるのだなあ」という、よくわからない幸福感につつまれた。

タマゴ10個パックの賞味期限が明後日に迫っている。まだ5個のこっている。あしたはなにかを卵とじにしよう。もしくはオムレツでもいい。私はこれまでオムレツを作ったことがないのだけれど、にんじんと、白菜と、たまねぎと、豆腐、そして納豆、このへんのどれかを入れてオムレツを作ってみればよいのかなと思う。だしでまとめたらへんかな。それってオムレツじゃなくて卵焼きだよな。

清水先生は元気かな、と思う。またいつか会いに行こう。そのときまで私は、ときどき私を振り返るだろうけれど、それは私の過去を彼に話したいからではなく、私のゆくすえの話を彼としてみたいからなのかなと思う。