なつがれ俺らの猿と

急な仕事でビリヤード。カンカンぶつかって、最終的にポケットに一個も入らない感じである。ずれを直す気もしないので身をまかせるしかなかった。帰宅時間が読めない。明日の出勤時間もわからない。昼からの予定も未定となり、明後日の朝の目覚めも予測がつかない。そこまでじゃないんじゃない、というツッコミが、過去や未来の自分から届く。今の私はそのすべてをベルクソンの円錐で打ち返す。グリップが細くて握りにくいな。先、折れちゃったな。

あと3分で次の仕事。


3時間経って戻ってきた。ブログの編集画面はもはや他人事にしか見えない。急な仕事でビリヤードってなんだよ。思わず読んで10秒ほど無駄にしてしまう。私の書いたものだから、私にはそのたとえがよくわかる、それでもこの違和感なのだから、私ならぬ人が読んだらはたしてどれほどガクンガクンとつんのめるのだろうか。つんのめればいいと思った。みんなつんのめればいいんだ。そのほうが地に足がついているところも見えるし反動で空も仰げる。

オンラインで医長連絡会に出ている。来月の医長連絡会もしくは病院運営委員会で議題を提示しなければいけないかもなと思う。ワークライフバランスを保つための議題。まあなあ、というかんじ。必死で働く人たちには冷たい世の中だ。しかし、必死で働いている人たちは、そのぶん体温が高いので、世の中が冷たいほうが気持ち良い、くらいまである。

ちいかわは見に行っていない。おもしろいんだろうな。そうかな。私はあの、アニメの、時間の使い方、会話の、間の長さが、あまり得意ではないような気もする。先日、ある技師とアニメの話をしていて、その方はワンピースを1000話くらい、一気に何ヶ月かで見てしまうというのでとても驚いた。一日に何話くらい見るとそれが達成できるんだろう。すごいなあ、と相槌を打っていたら、「でも先生はマンガを読むんですよね。マンガでワンピース全巻読むほうが大変じゃないですか?」と言われたのでもっと驚いた。いやいや、マンガのほうがはるかに早く読めるだろう。そうじゃないのか? アニメのほうが早い? 倍速視聴とかを使いこなせばマンガを読むよりも早い、とでも? いやあカルチャーショックだなあ。びっくりした。でもそういうこともあるのかもな、と思った。人それぞれである。ちょっとこれから議題の説明。そのあと発議。


終わって戻ってきた。喉が渇いている。おしっこに行きたい。なんだかままならないバランスだ。人体というのはなかなかむずかしいものだ。偉い人が「夏枯れ」という言葉を出した。「いまのところ夏枯れの兆候はないようです」と言った。そうか。そうか。よかったなあ。夏に枯れている。